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社畜のグラフィティ

ごちうさ聖地巡礼とドイツ地ビールを求めて -スイス到着編その2-

2日連続の更新です。

今回も投稿予定を変更して途方に暮れるアホの子から始まるスイス到着編その2です。

トラブルの連鎖

予想外のディレイが続き当初は17時台到着の筈が辺りは真っ暗。

その上今回の旅行はかなりunprepared

調べ物も当日現地入りしてからネットでググれば良いだろうと安易に考えていた。
因みにそのネットというのも前回のスイス訪問時はSwisscomのレンタルWi-Fiを現地調達
したにも関わらず今回はJAL ABCのレンタルWi-Fi(欧州周遊型)でゴリ押しするという舐めプ。


当然ユーロエアポートからバーゼルSBB駅までの行き方も碌に調べていないので早速Wi-Fiの電源をオン!


・・・


10分を経過してもSwisscomの3Gを掴む気配が無いまま時間だけが過ぎる・・・。



ここで段々と焦りが生じてくるもののホテルからの予約書に旅行者限定でバスや市内のトラムが無料という情報が記載されていたことを思い出す。

とっさに行き先を見て巡回バスっぽいバスへ乗り込む。

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停留所に停まりながらバスに揺られること約20分。

やや不安に思いながらも終点で降りるとそこにはバーゼルSBB駅が!

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ここでNexus7を取り出し事前にインポートした(つもりだった)グーグルマップを開くも当然非ネット環境下では糞の役にも立たず印刷していたホテルの予約書の広域な地図だけを元に彷徨い歩く。

15分位歩いた頃に大通りの橋を下り飲み屋街(パブ街)へ出てここで限界を感じた私はダメ元で客待ちのタクシーの運ちゃんに予約書の地図を見せて道を尋ねる(ドアホ)

完全に冷やかしに思えるにも関わらずタクシーの運ちゃんは流暢な英語で親切に行き方を教えてくれた。


今度バーゼルに来た時はタクシー利用します!

ホテルへ到着したものの

無事にホテルの前まで着いたのだが今度はエントランスが電子ロックされているのだ・・・。

レセプションの人も居ない上に時刻は23時を超えている。

治安の良いスイス言えどスーツケースを引き摺ったままアジア人が佇んでいるには中々のリスキーな状況下であった。

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電子ロックの解除パスは予約書に記載されていたが、当然カードキーが無いためロックが解除されることはなかった。

どうしてこんな事になったのかと思案し予約書を一字一句読み直すとレセプションの営業時間が20時までと書かれているのだ。
注釈で遅れる場合は電話又は事前にメールで連絡して下さいと・・・。

完全にミスであったと気付かされ清々しいまでのばか笑いである(笑)


途方に暮れた私は先程のタクシーの運ちゃんが居た飲み屋街へ戻ってワインかビールでも仰いで一晩を明かそうかと考えていた・・・。


すると徐ろに隣接するアパートから二人組の中高年の男女が現れる。

ともすると私の名前を訪ねてくるのだ。
フルネームで答えると笑顔で封書に入れたカードキーを私に見せてくる。

中年男性がエントランス脇のキーボックスへ入れていたと言うのだ。

そこで私は彼らがホテルの関係者だと気付く(実際は管理人であった)
私は全力で平身低頭になり連絡を入れずにホテルへ来たことを詫びに詫びた。

羽田を発つ段階で20時を過ぎることは分かっていたのだから注意書きを見落としていた私の完全なる過失なわけだ。

ところが彼らは「飛行機が遅れた事が原因なんだからそれは仕方のない事だ。大変だったでしょう?」と言うのだ。
最後に部屋の前まで案内してくれた彼らは終始笑顔のままであった・・・。

ここで漸く一段落がつく。


そのまま眠りについた。



ごちうさ聖地巡礼とドイツ地ビールを求めて -フランス到着編-へ続く...