きんモザ聖地巡礼とアイルランド飲み歩き②
ハロー!!(こんにちは)
私生活でバタバタしていたら6月になっていまシタ!(毎度恒例)
前回の続きから。
チッペナム駅に降り立ったミナチちゃんの奇行からお送りします。
これがイギリスの田舎道
チッペナム駅へ降り立ちタクシーが1台も無い。
ここでの選択肢は以下の通りである。
・タクシーが来るのを待つ
・タクシー会社へ電話をして呼ぶ
ところが私が選択した行動、それは・・・。
徒 歩
そう、徒歩である。
目的地である『Fosse Farmhouse』までは距離にして大凡8マイル(約13km)。軽い運動程度と思って歩き始めたのだが実際は地図に表示されないお楽しみがあった・・・。
歩き始めて1時間位はのどかな風景と整備された歩道を満喫しながら歩く。
何処かのどかな田舎道に心が洗われる。
ところがその歩道の幅も次第に狭まっていく・・・。
終いには村と村間の幹線道路から歩道が消える/(^o^)\
当たり前のことであるが歩道が無くなるということは車道を歩く事になる。
イギリスの制限速度は原則的に道路の種別で捉える必要がある。M(高速道)は70mile(約112km/h)、A(主要幹線道)が60mile(約96km/h)、B(一般道)が30mile(約48km/h)となっている。
今回歩いたルートのうち歩道が消失したルートはBが付く道路であった。これに当て嵌めると制限速度は30mileとなる。時速50km/hに満たない速度なら横を突っ切られても問題無いだろうと思われるだろう・・・。
察しの良い方ならもう分かっている筈だ。
これはあくまでも標識が設けられている場合の制限速度である。通常一般道は村の入り口と出口の間にこの制限速度が設定されており、それ以外の区間では40mile~50mileの標識と制限解除の標識が設置されている。特に制限解除の標識は片側1車線の区間で60mile(約96km/h)が上限となる。これは日本の自動車専用道路を歩くようなものである(笑)
そんなことはつゆ知らず呑気に歩いているとクラクションを鳴らされるわ轢き殺されそうになるわとKY旅行者のそれである\(^o^)/
ひーひー言いながら歩くこと3時間弱、遂に目的地のFosse Farmhouseへ到着!
もはや肉体的な疲れよりも精神的な疲れが押し寄せていた(笑)
早速オーナーであるCaronさんへご挨拶。
「ここまでタクシーで来たの?」と聞かれたので即答で「By walk!(虚ろな目)」と答えるとCaronさんとお手伝いに来ているフランス人のイケメン君(誇張なし)から「信じられない。」「何で?」と言われてしまう(笑)
自分でも信じられない・・・まさか歩道が消失するなんてね。
クレイジーなオタクの自己紹介を終えて一旦シャワーを浴びる旨を伝える。
宿泊したお部屋は念願のシノ部屋(The Pine Room)。
アヒルちゃんも完全に一致。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで飲み物を勧められ、先人の巡礼者の方々の太鼓判であるクリームティーをごちそうになる。
スコーンの正しい食べ方(クロテッドクリームとジャムの配分)もご教授してもらいながら同時に2期EDの綾陽子の描写が脳裏に浮かんで内心ニヤニヤしてしまう残念オタクであった。
そうしているとこの日のもう一人の日本人宿泊者の方が(タクシーで)到着。
この方とは非常に面白いお話をすることになるのですがそれは次回のお楽しみ!
※撮影ご協力:Fosse Farmhouse
きんモザ聖地巡礼とアイルランド飲み歩き③へ続く