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社畜のグラフィティ

ごちうさ聖地巡礼とドイツ地ビールを求めて -ドイツ到着編その2-

ドイツ、シュトゥットガルト、10月...ここから導き出される結論は...



ドイツ到着編その2

ビール(クズ)の為の祭典へ

シュトゥットガルト駅から程近いホテルを予約していた為歩いて即チェックイン。

今回の休暇の第二の目的はドイツの2大ビール祭りであるカンシュタット・フォルクスフェストへ参加することだ。

事前に少しだけググってはいたものの情報が少ないため現地へ行けば何とかなるだろうと軽く考えていた(舐めプ)

早速ホテルのレセプションのおばちゃんへ話をすると「夕方から行くとめっさ混むけど楽しんでね!」と言われる。

一つだけ気がかりだった事はクレカが使えるかどうかであった。
そこでこれについても尋ねると分からんと言われるものの上司と思しき人物が「MasterCard? OKOK. You can pay it!」なんてニコニコしながら言ってくるのでユーロを引き出さずに現地へ向かうことにした(笑)


カンシュタット・フォルクスフェスト Cannstatter Volksfest

さて、そもそも会場が何処にあるかも調べていない。
そこでググりながら目指すことにした。

Uバーンなる地下鉄が会場まで行くのに便利だと分かり早速ホームを探した。

自動券売機で切符を購入する際はクレカ(MasterCard)が使えた。

15分程度でカンシュタット・フォルクスフェストの会場へ到着!

見事なまでの人・人・人!

移動遊園地まで存在してオイヨイヨ~で有名な『Danza Kuduro』が流れていたり泥酔しきってアスファルトの上で寝ている男女や巨漢なドイツ人の男性が警備スタッフに地面に押さえつけられて喚いていたり救急車が猛スピードで駆け抜けていたりと何とも言いがたい熱気と狂気が渦巻いていたw

そんな光景を見ながら「うぅ...ビールビール...」とアル中の様にビアガーデンへ足を向ける。

しかし、ここで非現金主義の失態を演じることになる・・・

ビアガーデンでシュトゥットガルトの地ビールを頼むと「クレカ?使えないよ。」と言われる。

露天では使えないと言われたので各ビール会社のテントへ。

幾つか回るものの今度はクレカどころか予約してないと飲めないと言われる・・・。


こうして初のドイツ入国日は意気消沈のままホテルへ戻ることとなった。

2014年10月12日(日)

遂に旅行最終日の朝となる。

ドイツまで来てビールもソーセージも食わない。

何のために来たのかと言われるのも必至だ。

そこでホテルの朝食も取らずにシュトゥットガルトの地ビールがありつける店を探すことにした。

ネットで一発目に見つけた店は日曜10時から開店と書かれていた。
ところがアラカルトには書かれていても今はモーニングの時間だから提供できないと断られてしまう。

途方に暮れてシュロスガルテン公園で一休み
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もう空港でビールクズするかと考えたがふとドイツ語でググればヒットするのでは無いかと思いつき英語から無理やり変換しながらググると予想的中。

シュロスガルテン公園のすぐ近くにある『Brauhaus Schönbuch』と言うシェーンブロイなる地ビールを提供するレストランがヒットする。

予約なし、キャッシュ無し(笑)で店へ入りウェイターに「ビール飲みたい!クレカで支払いすることは可能?」と飢えた旅行者の様に畳み掛けるとノープロブレムと返ってくる。

座って待ってろと言われて空いていた座席へ腰を掛けてアラカルトを眺める。
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安い上にHefeweizenなど豊富な種類のビールがあった。

店内も11時の割には賑わっていてランチというよりはモーニングに近いのか家族連れも目立っていた。
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そして、遂に念願のアレとご対面

念願の本場ドイツ1リットルジョッキ!!

500mlはレモンを加えたもので本命はHefeweizen。

飲んでみて最初に感じた印象は素直に美味いであった。

以前ベルンで飲んだ白ビールとはまた違う直線的な味であった。

本当にビールは奥が深い。

グビグビ飲んでいるとパンとソーセージが到着。
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飛行機の時間を考慮して調理時間が短い切り刻んだタイプをチョイス。
これまた美味いのだが量がとてつもなく多いのだ(笑)

終盤はビールで胃に流しこむように平らげ達成感に満ちていると隣のテーブルの家族連れの父ちゃんが「良い食いっぷりだ!」と声をかけてきたので笑いながら「美味いけどお腹パンパンだよぉ><」と幼女とは縁遠い声で言い放った。

そんなこんなで目的を果たしてBill(チップを付けても2,600円程度)

帰国後に分かったがこのシェーンブロイはベーブリンゲンの地ビールで醸造所とこのような直営のレストランだけでありつけるようだ。

ひょんなことから地ビールに辿り着いたがこれも旅の醍醐味である。


ごちうさ聖地巡礼とドイツ地ビールを求めて -帰国編-へ続く...